有機性廃棄物の埋立減少プロジェクト

世界の常識!? 「廃棄物の埋め立て」を減らそう!

世界の焼却炉の3分の2が日本にあり、廃棄物は埋められるのが世界の常識。

 世界の焼却炉の3分の2が日本にあると言われています。日本は島国だから昔から廃棄物はできるだけ出さない、分別して燃える廃棄物は燃やす文化です。だから焼却炉が多いのかもしれません。

 その一方で、世界では、アメリカやカナダなど国土が広い国だけではなく、太平洋島嶼国も含めて、ほとんどの廃棄物は埋立てられています。何が問題と言えば、ゴミの埋立地からCO2の25倍の温室効果ガスを排出するメタンガスなどが多く排出さているということです。2021年、アメリカでは、廃棄物から排出される温室効果ガスの内、約82%は埋立地から起因するものでした。

 私たちは、廃棄物を有効活用して埋立を減らしながら、電気や熱、合成燃料などのエネルギーに変換します。埋め立て由来の温室効果ガス削減はもちろんのこと、エネルギー資源に乏しい島嶼地域に対してはエネルギーの供給の増加を目指すプロジェクトとなります。