Waste to Energy (AOIRO Base)

ゴミを有効活用して、エネルギーの自立化・地産地消を実現しサーキュラーエコノミーを確立する

私たちは環境問題とエネルギー問題を同時に解決します

 環境問題には、焼却と埋立から発生する温室効果ガス排出問題と、使用済みプラスチック処理の問題があります。特に埋立地からは、二酸化炭素の約25倍の温出効果ガスを排出するメタンの発生や、汚水が地下水に浸透して、重金属による住民の健康問題に直結しています。

 また、エネルギー問題も、ベースロード電源である石炭・石油などの火力発電所から発生する温室効果ガスが問題となっています。近年、太陽光や風力などの再生可能エネルギーが世界的に普及していますが、天候に左右され安定した電力供給が難しいのが現状です。

 こういった環境問題、エネルギー問題の解決に向けて、私たちは、燃やさず、ゴミを減容化しながら、水素リッチガスを製造して電気や熱、合成燃料など低炭素なエネルギーに転換する中小型エネルギーシステム「Waste to Energy (AOIRO Base)」を開発しました。

 石炭や石油、LNGなどの化石燃料を輸入に頼り、広域に電力を供給する大きな発電所ではなく、生活や産業活動から排出されるゴミを有効活用して、地域にエネルギーを供給する、「エネルギーの地産地消」とサーキュラーエコノミーを実現していきます。